うどんたべたい

うどんをたべながらげんごがくをするぱんだのぶろぐ

よかったこと その2

もう一つの大きな奨学金にも通ってしまいました.

それでも,もらえる総額を考えて先に内定を頂いた方にお世話になるつもりでいて
ただ面接の時に「そちらも通ったら連絡を下さい」といわれていたので
次の日の朝,採用内定の連絡と,改めてそちらの奨学金を利用したい,との連絡をしようと電話.
なぜか折り返すと言われてしばらく待ち,電話を受けると
「二つ合わせてサポートする形でこちらで進めますが,それでよろしいでしょうか」

え?

言葉を選ばないと

お前は何を言っているんだ  状態.

最長3年だったサポートが4年になる形で交渉してくださるらしいです.
ほんとにわけがわからなかったし,いまもわからないです.


でもすごく名誉なことです.どちらもめちゃくちゃ大きい有名なやつです.
元が元なので どうして通ったんだろう とずっとかんがえてしまってつらいですが
(通らなくても落ち込んでつらいのでどうしようもない)
やっぱりうれしい.

海外で勉強したい,と小さな頃からおもいはじめて,でもうちはそんなの行けるような家庭じゃなくて
大学に入ってはじめて貯めたお金で一週間だけイギリスで英語勉強して
その後交換留学プログラムで選ばれて8ヶ月カナダにいけて
今度は学位までちゃんととりたい,とがんばってみたら,
自分では考えられないようなスポンサーがついてしまいました.
なんか,そう思うととてもしみじみしてしまいます.
自分が「がんばった」とは思えないけれど,でも自分がしていることや考えていることを
認めてくれる人にたまたま出会えたということで,素敵なことだと思います.
もちろんこの影には推薦状を書いて下さった先生方や応援してくれる周りの人がいるわけで
ただただ幸せなことだなあ,とおもいます



複雑なのは うれしいしらせは離ればなれの確率があがるしらせであるということですね.
それは婚約者と,のことでもあり,先生方とのことでもあり.
ただ,人間的に少し強くなって帰って来るつもりだし,ずっと会えないわけではない.
長い目で帰って来るのを待っていてくださるひとがいたら,たぶんがんばれるとおもうのです.