うどんたべたい

うどんをたべながらげんごがくをするぱんだのぶろぐ

3分の1

クオーターが10週間1単位で,3週間おわったのでだいたい3分の1終わりました.毎度のことながら自転車操業.特に今学期(学期って書くたびになんとなくセメスターっぽい気がしてしまうけれど別に学期はいくつあっても学期ですよね.小中学校は3学期あったわけだし)は自分で自分に負荷をがしがしかけているので結構体力的にもつらいです.

授業は4つ,聴講しているゼミが1つ,あとは隔週でしんたくすの先生と文献を読むミーティングをしてもらうという感じで過ごしています.とっている授業の中に,第二言語習得の授業があって,その授業を受けているといかに自分が色々と間違ったことを考えながら語学を教えていたかを痛感させられるのと同時に,自分が語学の面で抱えているもやもやがふつうのことだとわかって,安心したりしています.

Second Language Acquisition Myths: Applying Second Language Research to Classroom Teaching

Second Language Acquisition Myths: Applying Second Language Research to Classroom Teaching

  • 作者: Steven Brown,Jenifer Larson-hall
  • 出版社/メーカー: Univ of Michigan Pr
  • 発売日: 2012/03/15
  • メディア: ペーパーバック
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読んでいるのはこれ.一般向けにわかりやすく書かれているので興味のある方はぜひ.

この授業,将来日本語を教えられるようにとっています.日本語で思い出したけどある本の文献紹介(某雑誌に載る)を頼まれているのでそれも読まないと… 納期は8月とまだ先だけれど,なんやかんやしている間にすぐ来そうだし,先生にも見てもらいたいからとりあえず早く読まなくてはならない.

さらに思い出したのですが,日本での学会に出した要旨が通ったので帰国時に学会発表します.真面目か,ってかんじですね.日本語でも英語でもいいんですが,英語のほうが要旨とかをこちらの先生にみてもらいやすいし日本語で何かを書くのが億劫だったので(結局ルー語みたいになるのですよ)英語です.日本人の前で英語をしゃべることにめちゃくちゃな抵抗があるのでそこが問題なんですが,まあ開き直ってやりたいところです.

なんか書いてないことを色々と思い出したのでもうひとつ書いておくと指導教官を決めました.二人でやってもらうというのがOKらしいので二人に同時にやっていただくことになりました.このお二人,私がある授業でタイトルだけ見て おもろそう! って選んだら長い上にめちゃくちゃ難しくて苦労しながら発表した論文の著者なんです.あの時はこの二人に指導してもらうなんてことを考えたことはありませんでしたが,縁ってあるのかもしれません.(実際志望理由書にもこの論文のことを書いて,その後のインタビューでも話に出したら喜んでもらえたのです) 二人共ほんとに超がつくほどすごい方たちなのに,超超超いい人達です(人間として).というかここの人たちは基本的にすごいいい人たちなのですが.

あとはこの流れで書いておくと,イタリア語についてうだうだやっていたのですがとりあえず少し離れることにしました.にほんごに興味が移ってきたのと,やっぱり直感が働くっていうのは大きいんですよね… すぐに何か聞ける環境でもないので.自分のなかでもやもやしていたことだったんですが,今の研究トピックを自分でもすごく面白いし楽しいと思えているので,別に後悔はないかな,というかんじです.もちろん勉強し直さないといけないことは増えましたが,もともと勉強し直さないといけないことばかりなので,あまり変わらない気もします.

8月にあるスペインでの学生セッションの結果はまだきませんが,とりあえずは日本での学会の準備と普段の授業のあれこれをしながら,帰国を楽しみにしようと思います.