うどんたべたい

うどんをたべながらげんごがくをするぱんだのぶろぐ

5000兆円ほしい

私の今学期の収入は日本円ベースなんで為替に大きく影響を受けるのですが、9月分送金されてきたのを見たらちょうど家賃が収入の半分でした。そうです。半分です。そんなすごいところに住んでるわけじゃないんですよ。私は性格的に他の人と共用するスペースが多いとストレスで死んでしまうので、一人のスペースができるだけ確約されているところに住んでいます。でもそれを優先してバスでいくなら1時間かけていかないといけないところに住んでいるわけです。それなのにそれなのに、ですよ。うちの学科ではないけれど院生でもホームレスになりかける人がいるのも頷けます。日本円ベースじゃなくても、家賃が高すぎる。生々しく今のレートで言うと、今払ってるのが9万5千円です。東京でもちょっといいところ住めるんじゃないですか。知らんけど。これだけ払っているのに居候。時々変な人がやってきたりする(大家さんの留守を預かっていたらとんでもないキャットシッターが来ました)。でも住むところはないとどうしようもないし、収入も増やせないので、これでやっていくしかありません。

なんというかあと数年で私も30歳とかになるらしいんですが、こんな生活でカップ麺や冷凍食品を食べて生きていると、毎日「安定した生活が欲しい」と思うようになります。でもそのためにはめちゃくちゃ頑張らないとアカデミアでのお仕事はもらえない。やっていくしかない。そうおもっても、今あるものを全て手放して諦めて適当なところで仕事をしたほうが、その意味では楽になるのではないかと考えたりもします。そうしたら夫とも住めるわけだし。

やっぱり夫と同じ空間にいられるのは精神的にはとても安定するんだなあと帰ってきてからの感情の起伏を考えると思います。ただ日本でそれがそこまで実感できなかったのも、まあ一人暮らしの部屋に居候していたし、私の居場所がないなあという気持ちからだったので、なんというか普通に二人が住むべき広さのところにつつましやかでも暮らせるようになれたら最高なんだろうなあとか、そういう気持ちです。


でもそのためにはまずお金… そしてそのためには業績… はあ…とため息をつくのを繰り返している今日このごろです。


そういえば秋にはいっぱい旅をします。ハワイに行ったり、パリに行ったり。日本はどうなるかしら?全部学会なので、そこはお金を出してもらいます(真顔) ほんと複雑であれなのですが、今ちょこーっと研究費が余っていて授業料を払うには足りないくらいなので学会費で消化したいところなんですよね。秋学期はteachingもないし、授業もないし、なんだかサバティカルみたいなかんじです。

そういえばこの夏に雑誌論文の査読を2本頼まれました。春にも1本頼まれてたのでこれで3つやることになります。自分は論文出したこと無いのに頼まれると複雑ですが、アカデミアの一員として認められている気分がして、いいですね。私もはやく論文を出版したい…

あとあれですね。あと2年でここでの生活が終わりというのがめちゃくちゃ現実味があってつらいのもあるとおもいます。しかしそれはどうしようもない… もう、にゃーん、とかいっておくしかないですね。にゃーん…


そういえば9月末に友達がサンフランシスコまで遊びに来てくれます。サンフランシスコ、初観光です(まるまる3年このエリアにいるのに)。海をこえて会いに来てくれる友達がいるって幸せですね。とりあえずそれまでがんばろうとおもいます。